クウェートの大手銀行でProgressSoftの決済ハブの新規稼働が開始

クウェートシティ, 2021年7月28日
クウェートの大手銀行でProgressSoftの決済ハブの新規稼働が開始

Kuwait National Payments SystemおよびCentral Bank of Kuwaitによる国内全体の決済の刷新イニシアチブの一環として、クウェートの大手銀行にてProgressSoftのユニバーサルな決済ハブプラットフォームの新規稼働が開始されました。

CBPR+(Cross-Border Payments and Reporting Plus)対応ソリューションとしてSWIFTにリストアップされたProgressSoftの決済ハブプラットフォームは、銀行のオムニチャネルや、決済処理、トランザクションの転記および異なる決済ネットワークへのルーティング(Kuwait National Payment System(KNPS)およびSWIFTネット、MasterCard、Rippleなどを含みますがこれらに限定されない、クロスボーダー送金管理ネットワークを含みます)などのフロントエンドおよびバックエンドシステムから開始されるすべての種類の決済に対し、本格的な決済オーケストラレーターとしての役割を務めます。

中央銀行のKNPSイニシアチブの一環として銀行に導入されるProgressSoftの決済ハブプラットフォームは、ISO 20022メッセージ規格(MS)の完全な遵守やサポート、ならびに既存の銀行システムの変更を最小限ないしはゼロに抑えたSWIFT CBPR+仕様およびガイドラインへの移行(メッセージの交換(MT-MX/MX-MT)を含む)を評価され選ばれました。

このプラットフォームが、クウェートでのダイナミックオーケストレーションに基づき、銀行および決済サービスプロバイダーにすべての決済および取引管理を提供する中央化されたハブとしての役割を担うことになり、新しい決済インフラストラクチャおよびブロックチェーンネットワークへの接続を実現し、地方や地域の市場で銀行、SMEおよびリテールクライアントに対して提供されるタイプのサービスを向上します。

このプラットフォームは該当地域の多くの一流銀行でうまく稼働しており、CBPR+への移行を開始し、即時振込やEウォレット決済を含む高度な国内決済マネジメントを促進するための実装が予定されています。また銀行では、現在、デジタル通貨による決済プラットフォームの国レベルでの導入、規制された中央銀行デジタル通貨とデジタル元帳決済の統合も検討されています

ProgressSoftは、Central Bank of Kuwaitの発展のイニシアチブに参加できることを大変嬉しく思うと同時に、大きな成果をもたらすであろう今後の成功に期待しています。