MastercardとPregressSoftが提携、送金ソリューションをシンプルに

ドバイ, 2021年11月28日
MastercardとPregressSoftが提携、送金ソリューションをシンプルに

MastercardとPregressSoftが戦略的パートナーシップを締結、Mastercardのクロスボーダーサービスの統合を容易にし、中東・北アフリカにおける海外送金を加速します。

金融サービスプロバイダーは、Mastercardクロスボーダーサービスにより、単一の接続を介したグローバルネットワークを利用してデジタル決済をシームレスに処理することができます。さらに、このクロスボーダー決済は、世界中のほとんどの場所で確実かつ予測性を持って行うことができ、後払手数料も不要。Mastercardのプラットフォームがグローバルデジタルエコシステムに新たな優れたイノベーションを提供し、世界をより強固に繋ぐという重要な役割を担います。

PregressSoftとの提携の影響について、MastercardのDigital Payments & Labs (MENA)のVice President、Pankaj Asthaanaは次のように説明します。「大手地方銀行に当社の技術の実装を成功させたことに続き、次はProgressSoftと協力し、この地域の銀行の海外送金処理を変えていきたいと考えています。このパートナーシップにより、銀行はMastercardクロスボーダーサービスを簡単かつ迅速に導入し統合することができるでしょう。さらに銀行はこのプラットフォームの導入で送金承認プロセスからも解放されます。」

MastercardとProgressSoftの提携により、統合までの時間を少なくとも半減することができます。銀行がこのプラットフォームを導入することで、MastercardはMENA地域でのクロスボーダーサービスネットワークの運用を加速することができ、また金融機関は、よりスピーディーな送金を望む消費者の要望に応えることができます。

ProgressSoftのChief Executive Officer、Michael Wakilehは次のように言います。「当社は、世界中の個人やコミュニティ、法人に、より早い海外送金サービスを提供することに内在的なメリットがあることを認識しています。これらのメリットを実現するにはMastercardとの提携は不可欠です。そして当社の決済ハブがこの進化において中心的役割を担っています。」