NBOがProgressSoftの高機能決済ハブプラットフォームを立ち上げ
マスカット, 2021年1月14日
オマーン国立銀行はこの度、ProgressSoftの高機能決済ハブプラットフォームの実装に向けた新プロジェクトを同社と共に開始しました。決済ハブは高度な機能性を誇るプラットフォームで、オマーン国立銀行が採用した新しい規制、要件、ビジョンにも完全に準拠しています。
オマーン国立銀行(NBO)はProgressSoftの決済ハブプラットフォームを導入することで、GCC(湾岸協力理事会)が定める RTGS(即時グロス決済)実装に関する新規要件の遵守を目指す意向です。また、この導入により、内部システムの変更を最小限またはゼロに抑えながらISO 20022への移行をシームレスに進められるという大きなメリットも期待できます。
同プラットフォームはNBOが所有する複数の決済チャネルと、オマーン中央銀行の自動決済機関(ACH)、賃金保護システム、RTGSシステム間の決済ゲートウェイとして機能します。これにより、今後予定されているGCCのRTGS、Buna、SWIFT連携にまたひとつ新機能が加わることとなります。
決済ハブはすべての決済タイプに対応しているほか、NBOのトランザクション管理における複数の決済モジュールをまとめてひとつのオーケストレーターとして処理できるという利点もあります。
ProgressSoftはオマーン国立銀行と実りある長期的なパートナーシップを維持できることを喜ばしく思っており、今回の高度決済ハブプラットフォームの導入の成功に向けて邁進していく所存です。
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