ProgressSoftとデジタル経済・起業省が電子請求書提示決済サービスを開始

アンマン, 2023年1月15日
ProgressSoftとデジタル経済・起業省が電子請求書提示決済サービスを開始

ProgressSoft とデジタル経済・起業省(MoDEE)は、ヨルダン中央銀行と協力・連携し、「政府支払のデジタル化の実施-バックエンドソリューション」という任務のもと、ヨルダン政府とその団体にProgressSoftの電子請求書提示決済ソリューションを導入する契約を締結しました。

ProgressSoftの電子請求書提示決済ソリューションであるPS-EBPPは、請求者の電子請求書発行と、支払者への請求内容や決済方法をリアルタイムで提示する先進的なイノベーションです。

PS-EBPPの導入に関するこの新たな合意は、ヨルダン全国140の政府機関と2,600の関連サービスに対応する効率的で便利かつ透明な歳入回収システムの実装を通じて、政府機関のサービス全体にわたって政府の請求担当者をサポートすることを目的としています。

このソリューションは、ヨルダンの決済エコシステムや利用可能なフロントエンド・チャネルと統合され、国民がいつでもどこでもあらゆる政府サービスや請求書にアクセスして支払うことができるリアルタイムの請求書支払処理の実現を可能にしていきます。

MoDEE大臣であるH. E. Ahmad Hanandeh氏は、ヨルダン中央銀行と金融・銀行セクターが構築した電子決済の国家基盤を活用し、国民と住民に多様な電子決済ソリューションを提供する形で最適な開発を行うことが重要であると確認しました。この試みは、現金収支を伴わない政府への転換を目指す中、政府取引における現金受領の廃止を目指す政府の継続的な取り組みに沿うものです。また、電子決済を実現するために必要な技術的ソリューションを提供し、デジタルサービスを推進する民間企業の役割も強調しました。

ProgressSoftの共同創業者兼CEOであるMichael Wakilehは、「当社は過去 33 年間、中東・北アフリカ地域内外の決済、交換、清算の分野で実りあるサクセスストーリーを刻んできました。これらの分野、そして金融業界全体にとって、重要なプロバイダーとして安定的に貢献していると評価いただいたことは非常に誇らしいことです。」と述べました。

PS-EBPPは、財務省や政府機関に対し、独自の監査、調整、報告、キャッシュフロー追跡機能を通じて透明性を高め、信頼できる情報に基づく財源管理の改善を可能にし、手作業で行っていた業務やコストの削減、過去2年間に世界を苦しめたパンデミックなどの緊急事態への対応を可能にする利点を提供します。

このソリューションは、政府機関が国内リソースをより効率的に動員し、透明性とトレーサビリティを大幅に向上させ、手作業による介入、プロセス、コストを削減することをサポートすると予想されます。また、最近のパンデミックのような前例のない出来事に対してもそのレジリエンスを発揮します。

ProgressSoftは、MoDEEの長期的なパートナーとして、2023年12月のPS-EBPPの正式な立ち上げを楽しみにしています。