ProgressSoftが『Iraq Finance Expo 2020』に出展

バグダッド, 2020年6月24日

ProgressSoftは、2020年6月22日~24日にバーチャルで開催された『Iraq Finance Expo 2020』(IFEX2020)に出展を行いました。

イラク中央銀行とイラク政府によって共催されたオンライン展示会は、今回が初めての試みとなります。カンファレンスでは、イラクが将来直面するであろう金融上の課題や、地域経済を動かすデジタル金融技術など、幅広いトピックについて議論が行われました。

ProgressSoftは本展示会の技術パートナーとして、イラクの国情や宗教に適した決済システムとして「セルフサービス方式」や「前払い方式」の決済システムのプレゼンテーションを行いました。具体的なソリューションとしては、同国でもよく知られるモバイル決済スイート、モバイル電子小切手発行・預金、コーポレートバンキングスイートなどがあります。

ProgressSoftは、豊富な専門知識と相互運用可能なモバイル決済スイッチの実装経験を活かして、IFEX参加者に「金融包摂」(Financial Inclusion)の理念を解説。さらに、「イラクにおける金融包摂」と題した単独のプレゼンテーションにおいては、エコシステム内でモバイル決済サービスプロバイダーとの関係構築を行うことの重要性について講演を行いました。

また、ProgressSoftは、Asia Frontier Capital、ThinkBank、Northern Gulf Partnersと共同で 「モバイルマーケットにおけるデジタル改革」と題するパネルディスカッションを行い、イラクのデジタル経済のためのセルフサービスチャネルの必要性について議論。モバイルウォレットだけでなく、リモートでの顧客オンボーディング、自社技術である電子顧客確認(eKYC)や決済ハブソリューションを利用した決済処理の自動化、および完全互換のデジタルプラットフォームの必要性などについても強調しました。

今回の展示会で、ProgressSoftは多くの金融機関の方々と新たな出会いを果たすことができました。イラクにおいて、「より電子的で」「より包括的で」「より先進的な」決済システムを実現するため、今後に向けて共存共栄の新たなパートナーシップを構築できることを心より期待しています。