SWIFTがProgressSoftの決済ハブをCBPR+対応ソリューションとしてリストアップ

アンマン, 2020年11月8日
SWIFTがProgressSoftの決済ハブをCBPR+対応ソリューションとしてリストアップ

ProgressSoftはこの度、CBPR+対応ソリューションを提供する世界中から選ばれた事業者の1社としてSWIFTにリストアップされるという画期的なマイルストーンを達成しました。これは金融機関が国際銀行間金融通信協会(SWIFT)の新たなCBPR+(Cross-Border Payments and Reporting Plus)ガイドラインに対する前例のない移行をスムーズに行えるようにするための施策のひとつとして行われたものです。

2025年までに銀行が既存の決済・現金報告MTメッセージ規格からISO20022に移行するようSWIFTが指示していることを踏まえ、クロスボーダー決済・現金収支報告にISO20022を活用するための共通ガイドラインを定義する目的で策定されたのがCBPR+です。国内外の決済の相互運用性を調和させ、デジタル商品の迅速な開発を促進し、さらにリスク管理を改善するなど、金融セクターにとっての新たな機会と利益をもたらすという意味が込められています。

ProgressSoftは決済業界における30年以上の経験を活かし、銀行がバックエンドシステムの大幅な変更により直面するであろう課題を十分に理解しています。その知見をベースに、既存の銀行システムの変更を最小限ないしはゼロに抑えてISO20022へのシームレスな移行機能を銀行に提供できるよう、決済ハブプラットフォームを立ち上げました。

この超近代的なプラットフォームは、包括的なユーザーインターフェース、カスタマイズ可能なワークフロー、SWIFT FINplusの統合、MTとISO 20022メッセージフォーマット間の組み込み翻訳機能など、CBPR+ガイドラインを完全にサポートしていることから、CBPR+対応ソリューションとしてSWIFTにリストアップされました。

現在、ProgressSoftは2022年のISO20022共存期間の開始に先立ち、多くの銀行と迅速に連携しながらSWIFTコミュニティをサポートしています。

ProgressSoftは、金融業界のこのような抜本的変化の中心となって活動できることを誇りに、グローバルな銀行に必要とされる実装やコンサルティングサービスに迅速に対応していく所存です。