VisaとProgressSoftが提携し、マネー・ムーブメント・イノベーションを可能に

アムステルダム, 2023年9月24日

ProgressSoftは、Visaが展開するクロスボーダー決済サービスであるVisa Directのグローバル・イネーブリング・パートナーに選ばれました。これはProgressSoftが世界の金融セクターにおけるマネー・ムーブメントの変革に向けて大きな一歩を踏み出したということです。

VisaとProgressSoftは、金融業界の再構築という共通のビジョンの下、Visa Directを通じて銀行口座、クレジットカード、Walletアプリ間の移動を効率的に促進し、シームレスなトランザクションの新時代を切り開くことで、世界中の銀行や両替所を含む金融機関を強化するための協力的な取り組みを拡大しています。Visa Directは、70億を超えるエンドポイント(クレジットカード、銀行口座、Walletアプリ)へのアクセスを提供し、世界中のProgressSoftの金融機関の顧客に対して、中小企業や個人向けの複数通貨および複数国のクロスボーダー支払い機能を提供します。

この提携を支えるのは、ProgressSoft設計したスマート決済ハブ・プラットフォームという金融機関向けのダイナミックなソリューションです。これにより金融機関がさまざまな層の顧客に対してVisa Directのサービスを簡単に始めることができます。また、このプラットフォームの特徴は、バックエンドシステムの変更や更新を最小限に抑えながら、シームレスなサービス展開を可能にすることです。

この中核機能に加え、決済ハブには、受取人のスマート管理、取引スクリーニングの自動化、さまざまなペイロードデータマッピングを含む一連の補足サービスが搭載されており、金融機関がサービスを合理化し、フロントエンドのデジタル・チャネルを通じて一流のソリューションを提供しながら、商品化までの時間の大幅な短縮を可能とします。

Visa Directを通じたProgressSoftとVisaのパートナーシップは、世界のマネー・ムーブメントを促進するという我々の共通のコミットメントを反映したものです。ProgressSoftのGCCリージョナル・ディレクターであるTawfiq Khaliliは、「当社の決済ハブ・プラットフォームがこの提携で重要な役割を果たし、Visaのサービスを最小限の混乱でシームレスに統合できることをうれしく思います。このコラボレーションは、金融取引を簡素化し、全体的なバンキング体験を向上させることを目標としてきた私たちの努力の成果なのです。」と述べています。

このProgressSoftとVisaのパートナーシップの特筆すべき点は、金融機関のオンボーディング・プロセスを最適化し、わずか数週間以内にVisaネットワーク上での取引ができるようになったことです。その結果、金融機関の業務フレームワークへのVisa Directの統合は、もはや困難な取り組みではなくなりました。

Visaのカタール・クウェート担当副社長兼ジェネラル・マネージャーであるShashank Singh氏は、次のように述べています。「企業や個人は、使いやすく安全な送金のための迅速なソリューションを求めています。Visa Directは、より迅速かつ簡単な資金移動を促進する方法の一例です」「ProgressSoftと協力し、当社のペイアウト機能と広範なネットワークの利点を世界中のより多くの金融機関に拡大し、多様なユースケースを提供できることをうれしく思います」


ProgressSoft株式会社

ProgressSoft株式会社は、金融セクターのニーズに合わせたリアルタイム決済および金融ソリューションのリーディング・プロバイダです。

1989年に設立されたProgressSoftは、革新性、品質、顧客満足度へのコミットメントにより、24カ国で370以上の銀行、中央銀行、決済サービスプロバイダー、金融機関の顧客から高い信頼を得ています。

ProgressSoftは進化し続ける金融機関のニーズに応えるべく、決済と金融に関するさまざまなソリューションを提供しています。代表的なソリューションには、中央銀行デジタル通貨、電子顧客確認、電子小切手ソリューションが挙げられますが、これらに加えて、Buy Now Pay Later(BNPL)や即時グロス決済、自動決済機関といったソリューションも提案しています。

現在、ProgressSoftは素晴らしいイノベーションと効率性で知られるソリューションを活かし、支払い、清算、決済、金融システムを自動化して効率をアップさせるパートナーとして、世界的な信用と信頼を得ています。

www.progressoft.com