「目的意識に火をつける」こと

「目的意識に火をつける」こと

必要最低限の設備や教育すら享受できない生活。あなたは、想像できるでしょうか?

じっくり考えてみてください。思い浮かべるのも難しいでしょう?しかし残念なことに、ヨルダンの農村地域に暮らす一部の家庭や子どもたちにとってはそれが現実です。彼らは人間にとっての基本的な資源、屋根のある住宅や基礎教育の恩恵に預かることもできぬまま一生を終えるかもしれないのです。

私たちは日々の生活で消耗するあまり、立ち止まって他人を思いやることを忘れてしまいがちです。自分に余裕がないと感じたら、いつでも少し時間を取って自分が身を置くコミュニティのことを考えてみましょう。こうした行動は私たちに精神の安定をもたらすことが科学的に証明されているばかりでなく、自らの目的意識を再燃させるのにも一役買ってくれます。

ProgressSoftではこの度、CSRイニシアチブへの参加がどのように自らの人生に影響したかを尋ねる社内アンケートを実施しました。従業員から得られた回答は以下の通りです。

「ProgressSoftファミリーの仲間たちと共に、ヨルダンの恵まれない家庭に食料品を届けるサポートに参加しました。これを通じて暮らしの中の小さなことに感謝できるようになり、同時に感謝の気持ちで満たされるようになりました。彼らの笑顔を見ることで自分たちも笑顔になりましたし、彼らと繋がりその話に耳を傾けることで、一層実りの多い体験ができたと感じています」
Nadeen Habaybeh | ProgressSoft ラマダン・チャリティー・イニシアチブ 2019

「健康、教育、必要最低限の設備、贅沢品、朝の一杯のコーヒー、あるいは心の平安など、これらはすべて、あるのが当然と私たちが思ってしまいがちなものです。私たちはこれだけ恵まれているにも拘らず、大抵そうしたものが特別であることをきちんと認識せずに過ごしてしまっているのです。

ProgressSoftのチャリティー・イニシアチブの活動は、私自身こうした恵みに対して長らく感謝の気持ちを忘れていたこと、そして今こそ感謝の気持ちを持ち始めるべきだということに気づかせてくれました。

これほど簡単な行動で、あれだけ人を幸せにできるということが信じられません。そしてそれ以上に、自分の行動を通じて生まれた笑顔を目にした時の気持ちの変化に驚いています」
Ali Al Zubidy | ProgressSoft 冬季チャリティー・イニシアチブ 2019

「ProgressSoftのCSRイニシアチブに参加したことで、私の中で何かが目覚めた気がしました。取るに足らないかもしれない小さな親切が、ひとつの家庭をひと冬の間中幸せにできるなんて!本当に素晴らしいことです。彼らの笑顔をこの目で見た瞬間、何にも代えがたい幸福を感じることができました。ProgressSoftのイニシアチブを通じて、『コミュニティにお返しをすること』の大切さをいつも実感しています。そしてこのシンプルなメッセージを通して、私も他の人たちに同じようにその大切さを伝えたいと思います」
Sireen Lozi | ProgressSoft ラマダン・チャリティー・イニシアチブ 2018

「他者に手を差し伸べるという行為は、必然かつ道徳的なことです。サポートする側とされる側、双方に幸せと満足感をもたらす責任ある行動であり、それによって私たちの自己肯定感もアップします。コミュニティの中で前向きな繋がりと信頼関係を構築するには『報いる』ことが不可欠です。他者と何かを分かち合うことができてはじめて、神の恵み、そして富に価値が生まれるのです」
Anas Yared | ProgressSoft 冬季チャリティー・イニシアチブ 2018

今日、さまざまな慈善事業体や政府事業体が、個人や企業向けにチャリティー活動の機会を提供しています。その手始めとして、まずは自社のCSRイニシアチブに参加してみるのもお勧めです。あなたはどのようにして、自分の目的意識に火をつけますか?今月のテーマとしてぜひ考えてみてください。